ご挨拶
昭和医科大学医学部リハビリテーション医学講座は、昭和医科大学リハビリテーション病院を拠点として活動しています。

障害を持ったすべての人たちの生命・健康・生活(暮らし)を支える医学・医療を目指します。
昭和医科大学医学部リハビリテーション医学講座を主宰致します川手です。
医療は、「生命の尊厳と個人の尊厳の保持を旨とし、医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手と医療を受ける者の信頼関係に基づき、および医療を受けるものの心身の状況に応じて行われるとともに、その内容は、単に治療のみならず、疾病の予防のための措置およびリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなくてはならない。」と医療法第1条医療提供の理念にうたわれております。
すなわち、医療は「治療・予防・リハビリテーション」の3本の柱で成り立ち、これは換言すると「生命・健康・生活を支える」ことを意味します。 リハビリテーション医療は、生まれつき、あるいは疾病や外傷によって、あるいは加齢によって生じる「障がい」によって損なわれた個々の生活を再構築させていく過程で行うすべての医療です。障がいを少しでも軽減させていく事は勿論ですが、障がいを持ちながらも生活していかなくてはならない方々のより良い生活を目指す医療です。
私たち、昭和医科大学医学部リハビリテーション医学講座は、常に「障がい」を持った方々の「より良い生活」の構築を目指して、日々の診療・研究・教育に邁進しております。 生活は、字のごとく「生きるための活動」であり、活動とは、いきいき(活き活き)とした動きで成り立っています。活き活きとした動きを作り出すためには、骨、関節、筋、腱、靭帯などの筋骨格システムのみではなく、それらをコントロールする脳、脊髄、末梢神経(運動神経、感覚神経、自律神経)など神経コントロールシステム、また筋を動かすためのエネルギーであるATPを作り出す摂食・嚥下、消化・吸収・排泄(消化器)、循環、呼吸、代謝などのエネルギー供給システムの3つのシステムが滞りなく円滑に機能している必要があります。
それらの機能に障害が生じると活き活きとした動きである活動ができなくなります。私たち、リハビリテーション医学は「活動を診断・治療することができる唯一の医学」です。活動を診断・治療する事とは、すなわちこれら3つのシステムを診ることができることであり、換言すればリハビリテーション医学は、「活動を診ることで人間の体全体を診る」医学であると言えます。 私たち昭和医科大学は、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部(リハビリテーション学科(理学療法学専攻、作業療法学専攻)・看護学科)の4つの学部と8つの附属病院を有し、その一つにリハビリテーション医学に特化した病院である藤が丘リハビリテーション病院を有します。リハビリテーションに特化した病院を持つ医科系総合大学は、日本では昭和医科大学のみです。昭和医科大学医学部リハビリテーション医学講座は日本のリハビリテーション医学を牽引すべく日夜、臨床・研究・教育に邁進しております。
